先輩の声

先輩の声

先輩の声 二村さん 介護の介は人ふたつ人がすきな人が集まる職場を目指して

  • 今の職場の自慢、すきなところを教えてください。

    自然豊かな環境で、職員同士の団結力がある。

  • 働く上でのポリシー、気を付けていることを教えてください。

    常にご利用者の視点に立ち、ご利用者様の生きがいを見つける。

  • 高佳会を一言で表すと?

    ご利用者はもとより職員を大切にしている。

「もっと働きたい」という気持ちから転職を決意

わたしは介護の仕事を始めて7年目で、今は管理者という立場で仕事をさせてもらっています。介護の仕事は職種としては3つ目で、結婚前は開業医のところで医療事務をしたり、結婚後は子育てをしながら小学校の学童支援員として仕事をしたりしていました。学童支援では知的障害のある子どもたちのクラスで担任の先生のサポーター的な役割を任されており、やりがいは感じていたのですが、勤務時間や任期の関係で非常勤でしか務めることができない状況で…。

当時のわたしは子育てがひと段落し、「もっと働きたい」という気持ちが強く、医療に関わっていた経験を活かせる仕事を探していたところ、地元に新規の介護施設がオープンすることがわかり、場所も家から近くいい機会だと思い応募しました。学童支援は介護とまったく無関係の分野ではありませんし、医療と介護は切っても切れない関係にあります。そう考えると、元からそれなりに介護と近い分野で働いていたので、転職に当たってそこまで躊躇することがありませんでした。

もちろん、近しい分野で働いていたとはいえ、介護に関してはまったくの初心者でしたが、入社する際に介護資格の取得を全面的にバックアップしてくださるとの説明を受けていたので、その点は安心でしたね。

「声にならない声」を拾っていくのが仕事

介護とは、利用者さんの想いや、目線、いわゆる「声にならない声」を一番に汲みとっていく仕事です。利用者さんの中には、認知症が進んでうまくコミュニケーションがとれない方もいらっしゃいます。そうした方の困っていることや生きづらさを感じているところをすべて一人のスタッフて汲みとっていくことはできません。そのため、チームで協力しながら利用者さんのニーズを汲みとり、安心して生活していただけるよう取り組んでいます。

また、一般的なグループホームでは、最期の瞬間まで過ごされる方は多くありません。ただ、この施設では開設当初から最期の看取りまでお手伝いさせていただいており、それも特徴のひとつです。たとえ寝たきりになったとしても、利用者さんがどう生きたいのか、スタッフ同士やご家族と話し合いを重ね、その人らしさを保ったまま最期を迎えられるよう尽力しています。利用者さん本人はもちろん、家族の方から「ここでよかった」と言っていただけることもあり、そういうときは本当に嬉しいです。

さらに、利用者さん本人が亡くなられたあとも、ご家族の方が「野菜がとれた」「お米がとれた」といって施設に立ち寄りおすそわけしていただくこともあるほど、密なお付き合いをさせていただいており、本当にありがたく思っています。

職場の雰囲気としては、働くスタッフは20代~60代まで幅広いものの、みんな仲が良く、行事やイベントのときには「じゃあやってみよう」「ここはこうしてみよう」という風に前向きに協力し合えるのがここの魅力です。

以前、看護師の方に「看護師の看には"目と手で診る"という意味がある」と教わったのですが、それでいうと「介護のは介には"人ふたつ"という意味がある」と思っています。利用者さんも、スタッフ同士も、決して一人ではできない仕事です。ここは、そのことが実感できる、人が好きな人が集まる職場だと思います。

「毎日を豊かに」過ごしてもらうための環境づくり

ここには、特別養護老人ホームやグループホームなど、いくつかの施設が併設されています。どの施設も規模は大きくありませんが、「特老だから◯◯」、「グループホームだから○◯」といった画一的な介護ではなく、利用者さん一人ひとりの病気や障がい、生きづらさに合わせた介護が大切です。その実現には、施設同士の連携を密にしていくことが鍵になってくるでしょう。

そのため、新しく入ってきたスタッフの方には、まず「命の大切さ」を徹底して教えていきます。専門的な技術や手法はマニュアルやプログラムがあるので、それに沿っていけばある程度習得できますが、根っこにある「命の大切さ」に対する理解が欠けていてはよい介護は提供できません。人としてどう向き合っていくのか、介護させていただくのか、そのことに対してスタッフ一人ひとりが真剣に考え取り組むことが、利用者さんにとって快適な環境づくりにつながっていくと考えています。

どの施設を利用したとしても、毎日を豊かに過ごしていけるような環境があり、利用者さん本人の自然治癒能力を高めていける場所、いい意味で時間がゆっくり流れていく場所になることが、これからの理想です。

学生へのメッセージ

このグループのように、特別養護老人ホームとグループホームを併設している施設はあまり多くありません。それぞれの特徴や働き方を学べるのは、働く人にとって大きなメリットといえるでしょう。

そのほか、スタッフにはパートで来ている方もいますし、子育てをしながら来ている方もいます。相談してもらえれば、一人ひとりに合った働き方を提案させてもらいます。また、このグループは資格取得にすごく力を入れいるので、初心者の方でも安心ですよ。もし興味があるようなら、一度見学にだけでも来てみてくださいね。